子供の年齢別解説!離婚で子供に与える悪影響を最小限にするための注意事項とは?【0歳頃から2歳頃まで編】

夫(妻)と離婚したいと思っています。ですが、子供へはできるだけ悪影響を与えないようにしたいです。どのようにしたら良いでしょうか?

夫または妻との離婚を望む一方で、子供への悪影響は最小限にしたいというのが、子供の親としての偽らざる気持ちであると思います。

そこで、今回は、特に、歳頃から2歳頃までの子供に関して、

子供の成長過程における一般的な特徴

子供が両親の不仲から受ける影響

子供への離婚の悪影響を最小限にするための注意事項

についてご説明をさせていただきます。

1.子供の成長過程における一般的な特徴とは?

0歳頃から2歳頃までの子供は、両親との触れ合いを通じ、心地よさや安心感を抱き、自分が愛されているという実感を得ます

このような実感を通じ、子供は両親との絆を育み、自分自身に自信を持つとともに、将来、周囲の人と信頼関係を築くための基盤を構築します。

0歳頃から2歳頃までの子供にとって、両親との触れ合いが将来にまで影響する重要な要素であるといえます。

0歳頃から2歳頃までの子供は、明確な言葉を話すことができなくとも、両親の表情や雰囲気を敏感に感じ取っています

子供の前で両親が喧嘩をしている場合や、暗い雰囲気を出している場合、イライラした表情や声をしている場合には、子供は敏感に感じ取っています。

子供は、両親の雰囲気など感じ取った結果、精神的に悪影響を受け、精神的な悪影響が体調に変調をもたらすことさえあります。

2.子供が両親から受ける影響とは?

すでに説明いたしましたように、0歳頃から2歳頃までの子供にとって、両親との触れ合いが与える将来への影響は大きなものです。

逆にいえば、0歳頃から2歳頃までの子供にとっては、両親の様子が一番関心のある事項ということになります。

子供に対して、両親が和やかに愛情を持って接することができれば、将来に向けてよい影響を与えることができます。

一方、子供の前で両親が喧嘩をしたり、イライラした雰囲気や表情、声を出している場合には、精神的な悪影響だけでなく、体調を崩すという身体的な悪影響までも与えてしまいます。

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3.子供への悪影響を最小限にするための注意事項とは?

子供は、幼く明確な言葉を話せないとしても、両親の不仲やイライラした雰囲気、表情を感じ取っています。

子供の前では、旦那様または奥様に対する不満や不仲は一旦おいておき、イライラした雰囲気や表情を見せないことが重要です

子供の前では笑顔で明るく接してあげましょう。

子供の体調に変調が見られた場合には、子供の視点に立って子供の気持ちを思い描く必要があります。

子供と一緒に過ごす時間を増やして子供の気持ちに寄り添い、子供の気持ちを落ち着かせるとともに生活リズムを安定させるように努めることが重要です。

子供と一緒に楽しい時間を過ごしましょう。

子供の前で笑顔で明るく接すること、子供と一緒に楽しい時間を過ごすこと、を実現するためには、ある程度の精神的・肉体的余裕が必要です。

このような余裕を持つために、自分1人だけで抱え込まず、周囲の方々に助けを求めることも重要です。

周囲の親族や友人に、相談や助けを求めましょう。

4.面会交流も大切!!

子供への悪影響を最小限にするという観点からは、旦那様または奥様との離婚問題についてと子供への対応を完全に切り分け、子供の前では子供の両親として、愛情を持って接することが理想です。

しかし、別居に至っている場合には、両親の一方と子供との触れ合いの時間が少なくなってしまっているケースも多いです。

別居に至っているケースにおいては、子供への悪影響を最小限にするという観点からは、面会交流がより一層重要となります。

面会交流については、別の機会に詳しく説明させていただきますが、子供に対する悪影響を最小限にするという観点からも、別居している両親の一方と子供との面会交流については、積極的に実施する必要があるという点については覚えておいていただければと思います。

<まとめ>

・0歳頃から2歳頃までの子供にとって、両親との触れ合いが将来にまで影響する重要な要素!

・子供の前で両親が喧嘩をしたり、イライラした雰囲気や表情、声を出している場合には、精神的な悪影響だけでなく、体調を崩すという身体的な悪影響までも与えてしまう!

子供の前では笑顔で明るく接してあげよう!

・余裕を持つために、自分1人だけで抱え込まず、周囲の方々に助けを求めよう!

夫または妻と子供の面会交流もぜひ積極的に!

弁護士のホンネ 

 今回は、0歳頃から2歳頃までの子供について、離婚問題が与えてしまう悪影響を最小限にするために必要な知識や注意事項を説明いたしました。

子供は、成長とともに、特徴や両親の離婚問題から受ける影響も変化していきます。

3歳以上の年齢に関しましても、別の機会にご説明いたします。

重要なのは、子供の特徴や両親の悪影響から受ける影響を知り、悪影響を最小限にするための注意事項を実践することです。

離婚問題は、相手に対する複雑な感情を否定することはできません。

しかし、相手に対する複雑な感情や離婚問題そのものには、子供は関係ないことが多いです。

子供にとっては、大好きなお父さんとお母さんであるということは変わりがありません。

当事務所では、離婚問題の解決を通じてお客様の新たな人生のスタートに全力でのサポートをさせていただくとともに、子供への悪影響が最小限になるように最善の対応をさせていただきます。

離婚問題そのものについても、子供への影響についても、お気軽にご相談ください。

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