シングルマザー必見!任意認知の際に取り決めをしておくべき事項とは?

ある男性との間に子供ができましたが、その男性と結婚をすることなく、1人で子供を育てようと思っています

認知という制度があることは知っていますが、認知の際に男性と取り決めをしておくべき事項などはあるでしょうか?

プロキオン法律事務所弁護士の井上です。

男女関係が多様化している現代社会において、交際相手との間に結婚前に子供ができることも多いです。

また、いろいろな理由がありますが、交際相手と結婚をすることなく、シングルマザーとして1人で子供を育てることを決意されている女性が相談にいらっしゃることもあります。

今回は、シングルマザーとして子供を育てる決意をした女性が、まず検討するべきである認知や、認知の際に取り決めをしておくべき事項について、以下の順番で解説いたします。

・認知は求めるべきか?

・認知の際に取り決めをしておくべき事項とは?

認知は求めるべきか?

認知は、子供と男性との間に法律上の親子関係があることを確定するための手続きであり、認知をすることにより、父親である男性には「親としての責任」が発生します。

「親としての責任」の代表的なものが、認知した子供に対する養育費の支払義務です。

また、認知した子供は、父親である男性の相続人となりますので、父親が亡くなった場合には、認知した子供に対して相続がなされることになります。

シングルマザーとして子供を育てる決意をした女性にとって、子供を育てるための金銭は必要不可欠ですが、国や地方公共団体の支援制度にも限界がありますし、働きながら子供を育てることは容易ではありません。

このため、子供の父親である男性から養育費を受け取ることができるという点で、認知は求めるべきであると言えるでしょう。

また、子供の将来を考えれば、父親である男性からの相続が可能になるという点も、認知を求めるべき理由になると思います。

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認知の際に取り決めをしておくべき事項とは?

認知には、任意認知と強制認知という2種類が存在しています。

任意認知と強制認知の違いについては、1つ前の記事にてご紹介していますので、そちらもご確認いただければと思います。

今回の記事においては、子供の父親である男性が任意認知を行ってくれることを前提に、認知の際に取り決めをしておくべき事項について解説いたします。

養育費

任意認知によって、子供と男性との間に法律上の親子関係が存在することが確定され、父親である男性が子供の養育費を支払う義務を負うことはすでに説明いたしました。

しかし、任意認知をしただけでは、養育費の支払義務が発生しても養育費の金額(月額)について当然に決まるわけではありません。

そして、あまり想定したくはないですが、任意認知には応じたものの、養育費を支払ってくれない男性や、最初は養育費を支払っていたものの途中から支払わなくなる男性も、一定数存在しているのが現実です。

このため、自身や子供の生活を守るためにも、認知の際に養育費の金額についてしっかりと取り決めておくことは重要です

養育費の金額を決める際には、裁判所が出している「養育費・婚姻費用算定表」を参考にすると話がスムーズに進みます。

また、養育費の取り決めは、公証役場で作成できる公正証書にしておくことをおすすめします。

公正証書にすることで、万が一、子供の父親である男性が養育費の支払いをしなくなった場合にも、強制執行という手続きを取ることが容易になります。

面会交流

養育費の取り決め以外にも、子供と父親である男性とが会う(面会交流と言います)機会を確保するため、面会交流に関する取り決めをしておくと良いでしょう。

子供にとって父親と定期的に会うことができる状況にしておくことは、子供が健全に成長するために重要なことです。

また、事案によっては、養育費や面会交流以外にも取り決めをしておいた方が良い事項があります。

一般的な事案ではないですが、子供の父親である男性が既婚者であった場合(既婚者であることを隠して交際していた場合も含みます)には、養育費や面会交流以外にも慰謝料に関して取り決めをしておくべきでしょう。

こちらについては、事案が特殊であることもありますので、別の記事にて詳しく解説をさせていただければと思います。

弁護士井上
弁護士のホンネ 

 今回は、シングルマザーとして1人で子供を育てることを決意した女性向けに、認知を求めることの重要性と、認知の際に取り決めをしておくべき事項について説明させていただきました。

子供を育てるということは、国や公共団体の支援があったとしても、結婚をしていたとしても、相当の困難が伴います。

ましてや、シンブルマザーとして1人で子供を育てる場合には、より一層の困難が予想できるところです。

このような困難を少しでも解消するために、子供の父親である男性に認知を求め、また、子供を育てるために必要な事項(金銭面だけでなく精神面も含みます)を取り決めておく必要性は高いです。

今回の記事が、シングルマザーとして1人で子供を育てることを決意した女性にとって一助となることができれば幸いです。

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