離婚したい方、離婚を求められている方必見!離婚の際に弁護士に依頼するメリットとは?

 

 

今はネットで情報も拾えるから、弁護士に依頼しなくても、ネットの情報を参考にして、離婚条件を取り決めて離婚くらい簡単にできる?

 

いいえ、ネットの情報は断片的なものであって正確性に欠ける情報も多く存在します

原則としては、より有利で適切な条件での離婚を達成するには、やはり専門家である弁護士の力を頼るべきでしょう。

でも、すぐにはピンとこないかもしれません。

 

そこで、今回は、

・弁護士に離婚を依頼すると具体的に何をしてもらえるのか?

・弁護士に依頼するとどんなメリットがあるのか?

弁護士に依頼するとラクなのか?

について、お話ししていきます。

 

1 結局、弁護士に依頼したら何をしてくれるの?

 

弁護士に離婚事件を依頼する場合、各フェーズによって対応が異なってきます。

以下では、各フェーズで依頼をした場合の弁護士の対応についてお話します!

 

(1) 裁判所外での話し合いの段階

 

「夫(妻)と離婚したい!でも、まだ具体的な話し合いをしてない。

「離婚について話し合ったけど結局話し合いがまとまらなかった。

このような初期段階でのご依頼の場合、まず弁護士は、相手に対して、離婚に向けた交渉をスタートさせるための書面を送ります

その書面には、概ね以下の内容を記載することになります。

 

・弁護士が旦那さん(奥さん)から依頼を受けましたよ。

・離婚に向けて任意的な話し合いができそうなら、条件を提示の上連絡してね。

・任意的な話し合いが難しそうなら調停の申し立てを検討しているよ。

・今後の連絡は、全て弁護士を通してくださいね。

・今後は、旦那さん(奥さん)への直接の連絡や別居先への来訪、親族や勤務先への連絡、来訪はやめてね。

 

その後、相手と書面やメール等でやり取りを行い離婚条件に向けた交渉を行います。

窓口は弁護士になりますので、相手と直接やり取りをする必要は無くなります。

 

交渉において、相手が不相当な条件を要求し、頑なに譲歩を拒否したり、そもそも話し合いに応じなかったりした場合には、次の調停のステップへと移行することになります。

 

(2) 調停の段階

 

調停については、こちらの記事を参考にしてください。

 

調停では、調停委員と呼ばれる男女のペアの方を介して、離婚条件について、相手と交互に話し合いを進め、最終的な合意を目指すことになります。

 

調停委員は、数多くの離婚調停事件を扱ってきた方々であり、豊富な経験をもっています。

しかしながら、調停委員は、法律の専門家ではありません。

そのため、ときには話し合いをまとめるため、法律上の相場とは異なる条件で離婚合意をしてはどうかと説得を試みられることもあります。

 

そんなとき、法律の専門家がそばにいてくれたら、不利な条件で合意をすることはありません

ここに弁護士に依頼するメリットがあります。

 

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調停段階で、弁護士に依頼した場合、弁護士は初回期日から最後の期日まで依頼者様一緒に調停の話し合いの席に同席します。

 

調停委員の説得や相手の不当な離婚条件に屈することなく、より有利な条件での離婚合意に向けて、お手伝いをします。

なお、調停は、平日に日中に行われます。そのため、お仕事の関係等でどうしても出席できないという場合には、弁護士のみでの出席も可能です。

 

(3) 裁判の段階

 

裁判段階になるとお互いの主張を法律上の要件に沿って書面で主張することになります。

主張書面は、訴訟の帰趨を左右する非常に重要な書面です。

しかし、一般の方にとっては、離婚するにあたって、何が法律上の要件なのか、その要件を充足するための事実は何かなど、取捨選択をした上で書面にまとめるのは、非常に難しい作業となります。

 

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弁護士に依頼することによって、弁護士が依頼者から婚姻関係の事情等を詳細に聞き取り、事実を取捨選択した上で、適切な法律構成をして書面にまとめあげます。

そして、作成した書面の内容を依頼者に確認してもらい、問題なければ書面を提出することになります。

 

自分の言いたいことも言えて、なおかつそれを法的に構成した上での書面を作成してもらうことができる!ここに弁護士に依頼するメリットがあります。

なお、訴訟も調停と同様に平日の日中に期日が開かれますが、弁護士に依頼することで、和解期日や尋問期日を除いて、基本的には弁護士のみの出頭となるので、ご依頼者様の出頭は不要です。

 

2 弁護士に依頼することで負担が軽減する!

 

上でお話しさせていただきましたとおり、弁護士に依頼することで以下のようなメリットがあります。

 

・相手との交渉を自分でする必要がなくなる。

・調停に同席し、調停委員との話し合いのサポートをしてくれる。

・法律上の相場に沿った有利な条件での離婚の実現に導いてくれる。

・書面作成作業を全て弁護士に任せることができる。

・裁判所の出席を弁護士に任せられる

 

このように、弁護士に依頼することで、精神的・物理的な負担が軽減するというメリットがあります。

 

離婚事件という紛争状態が存在する中でも、弁護士に事件処理をお願いすることで、少しでも日常生活を平穏に過ごすことが可能になるのではないでしょうか。

 

3 メリットはわかったけど弁護士はやっぱり敷居が高いイメージ。。。

 

最近では多くの法律事務所では離婚に関して無料相談を承っています。

私たちは離婚に特化した法律事務所ですが、同様に無料で相談を受けています。

 

もし、弁護士に相談するか迷っている方は、まずは相談をしてみると良いでしょう。

敷居が高いからといって弁護士を一切利用しないのはあまりにも勿体ないですし、実際に話をしてみれば、印象が大きく変わるかもしれません。

 

弁護士のホンネ

本記事を読んで、弁護士費用を払ってでも弁護士に依頼するメリットがあるとお考えになった方は、是非、一度弁護士に相談をしてみてください。

どんな立場の方に対しても、唯一全面的な味方になってくれる存在です。

一生懸命力になってくれるでしょう。

弁護士の無料相談実施中!


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